現状について
園児の列に車が突っ込んだり、幼稚園バスに置き去りなど最近は本当に小さい子が亡くなるニュースが多いです。危険な事から是非守ってあげて下さい。
子供と言うものは本当に何をするか予測出来ません。特に育児は大変です。
なので事前に危険を減らしておく事と育児をなるべく片方に任せず、夫婦2人で見てあげて下さい。
0〜4歳の死亡率が先進国の中でダントツで多いのが日本です。
その中で0歳の死亡事故は住居が半分以上を占めています。1歳までは自宅居間での事故が多いと言われています。
子供の1歳から9歳までの死亡原因で多いのは不慮の事故。急激かつ偶発的な外来の事故で、約款に定める分類項目に該当する事故の事をいいます。
9歳までの子の死亡原因を細かくみると交通事故と溺死が1番多いのが現状。
自宅による事故で挙げられるのがベランダや階段からの転落、コンロやケトルの沸騰したお湯によるやけど、お風呂の溺死 布団のかぶさりや棒状のものやままごとセットなどで喉に詰まらせてしまう事による窒息死、飲んではいけない物を飲んでしまう、夏の車や自宅での密閉空間での温度上昇に長時間いる事による車内放置死などがある。
2番目に多いのが交通事故 特に男の子の方が飛び出してしまう可能性が高い為。
子供は本当に好奇心旺盛です。何でも興味を持ちます。
ずっと見ておくのは負担もありますが,少し目を離しただけでも危険な事をしかねないので特に子供が小さい時はなるべく目を離さず見てあげましょう。
外も危険が多いので見ておく事は大事ですが、家にいる時の方が油断しがちになり逆に危ないです。
改善策
子供の目線で危ないもの 危ない事がないか改めて家の中を見直してみる事が大切です。
床は柔らかいクッション素材にしてこけた時や物の破損ダメージを抑える役割に。(物が割れにくい事によって破片で子供が怪我をするのを最小限にする為)
1歳までの赤ちゃんから目を離す時は、周りに極力何も置かないようにする。指も細いので扇風機の回転なども危ないです。
引っかかるとコンセントが抜けて倒れてこないものにする。また炊飯器なども外から触って熱くない素材の物にする。(ヒーターなども子供が触ってもやけどしない物を使用する。)
手の届く所に危ない物 喉に詰まるものは置かないように またタバコを吸っている場合は気をつける子供はタバコも誤飲しやすいので。また階段には柵を付けるなどの転落防止対策を。
浴槽に水を張っている事が多い家庭はお風呂場に子供が入れない工夫をする。(鍵を掛けるなど)
飲み込めないよう安全性を考えたおもちゃ以外にも子供の安全を守るグッズも存在しています。
保育園 幼稚園の近くは特に車の注意をする。(子供の送り迎え)
子供が呼吸できなくなってから死ぬまでの時間を考えると少しの時間でも危険です。最寄りの救急車119がどのくらいで到着するか距離から時間を把握しておく。子供の口の大きさは3歳児で直径約4cm。
対処法 子供が助かる時間
溺死にならない為の知識と対処法
救急車が来るまで一刻も早い応急処置を行う。
呼吸が完全に停止してから3分を過ぎると死亡するおそれがあり、10分たつと生存率は50%、15分を少し過ぎると死亡率は100%になるとされています。
食べ物がのどに詰まって、窒息が疑われる場合は、周囲の人が速やかに対処することが重要です
平な場所に寝かせて心臓マッサージと人工呼吸をする。
窒息死にならない為の知識と対処法
多くの場合、窒息が起こってから、3~4分で顔が青紫色になり、5~6分で呼吸が止まり、意識を失います。
そして、心臓が止まり、大脳に障害が起こり、さらに15分を過ぎると脳死状態になります。
窒息に気づいたら、すぐに救急車を呼び、救急車が来るまでの間、詰まったものを吐き出させるための応急処置をすることが非常に重要です。
子供が喉に詰まらせた時 背部叩打法(背中を叩く) 腹部突き上げ法(胸の部分を圧迫する)ハイムリック法は1歳以上の場合にする 心肺蘇生法を使う。
まとめ
危険なものを置かない、目を離さない以外にも突然子供が息が出来なくなった時に冷静に対処する事が出来るかどうかも大事なのでやり方を細かいやり方を知らない場合は調べて頭に落とし込んでおく事が必要になってきます。
もし今スマホを見ている時間が長い方はその時間を少しでも削って子供を見てあげてください。
子供の成長は一瞬です。一瞬一瞬を目に焼き付けて子供と過ごした時間を大切にしてください。
必ず子供の成長にも良い影響を与えるので。
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